Company
アキュリスファーマは強い信念とスピード感をもって、
ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスの解消に貢献し、
神経・精神疾患領域における社会課題に取り組んで参ります。
ごあいさつ
患者さんのために、革新的な医療への橋渡しを
アキュリスファーマ株式会社は、“Catalyst to Access”(革新的な医療への橋渡しとなる)という理念から創られた日本発の製薬ベンチャー企業です。⽇本の神経・精神疾患領域のリーディングカンパニーを目指しています。
これまでグローバルの大手製薬会社で革新的な医薬品の開発、販売に携わる中で抱いた、「大手製薬会社は日本の患者さんの真のニーズに応えられているのか?日本の患者さんが健やかで、自分らしく生活を送るためにもっとできることはないのか?」という疑問から当社は設立されました。
ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスといわれるように、海外で承認されているにも関わらず日本では使用できない革新的な医薬品が数多く存在しています。そうした医薬品を1日でも早く、必要とされる方々に届けたいと私たちは願っています。また、疾患を取り巻く問題には薬だけでは解決できないこともあります。従来の製薬企業の枠にとらわれず、新たなエコシステムを創り上げることも私たちのミッションの一つに掲げています。
特にアンメットメディカルニーズが高い神経・精神疾患領域において、アキュリスファーマは少数精鋭でベンチャーならではのスピード感をもって、患者さんとご家族、医療関係者、社会全体にとってよりよい世界を切り拓いて参ります。
シニアリーダーシップ
私たちは神経・精神疾患に苦しむ⽇本の患者さんに 新しい解決⼿段をもたらす、というミッションに対して 強い責任感と、信念を持ったチームです 。常に患者さんを中⼼に置いた思考や、チームメンバーの豊富な実務経験を活かし 診断・治療・⽣活の在り⽅を今後再定義していくことを⽬指します。
BOARD OF DIRECTORS
BT スリングスビー, MD, PhD, MPH
共同取締役会長 兼 共同創業者
Catalys Pacificのファウンダー・マネージングパートナー。アキュリスファーマの設立・インキュベーション時の創業CEO。以前は、低・中所得国の患者様向けの新薬開発の促進を目的とした、世界初の官民連携基金である、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)を設立・運営。ブラウン大学を卒業、京都大学(修士)、東京大学(博士)、ジョージ・ワシントン大学(医学博士)を修了。50本以上の医学や公衆衛生に関する学術論文を専門誌に寄稿。現在、東京大学医学系研究科の客員研究員、京都大学大学院医学研究科の特任教授、大阪大学医学系研究科の招聘教授でもある。
マーク アルトマイヤー, MBA
共同取締役会長
製薬業界において35年以上にわたり様々な役職を経験し、心血管、糖尿病、感染症、腫瘍、中枢神経系(CNS)を含む多くの治療分野で幅広い経験を持つ。
現在はCalluna PharmaおよびAM-Pharmaの取締役会会長を務め、Novaremed、Merz Therapeutics、Aculys、Alectorの取締役を兼任。以前は、Arvelle Therapeuticsの創設者、社長、最高経営責任者(CEO)として、会社の成長と最終的にAngeliniによる買収までを指揮。また、Arvelleの取締役会で執行役員も務めた。さらに、過去には大塚製薬北米法人の社長兼CEO、Bristol-Myers Squibb社でグローバル商業化部門(腫瘍および神経科学領域)担当シニア・バイス・プレジデントの役職も歴任。
ハーバード大学経営大学院でMBA、ミドルベリー大学で経済学の学士号を取得。
高橋 健, MBA
取締役 兼 共同創業者
Catalys Pacificのマネージングパートナー。 以前は、モルガン・スタンレー証券において12年超、投資銀行業務に従事。30件を超える大型案件に関与し、100億ドル超のクロスボーダーM&A、50億ドル超のヘルスケアM&A等において、主導的な役割を担う。 モルガン・スタンレー証券以前は、メリルリンチ証券のアセットマネジメント部門に所属。 早稲田大学政治経済学部卒業、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院にてMBAを取得。
花井 陳雄, PhD
社外取締役
Catalys Pacificのインダストリーアドバイザー。 協和キリン株式会社(旧:協和発酵キリン株式会社)の元取締役会長。2012年に代表取締役社長に就任後、2018年に代表取締役会長、2019年に取締役会長を歴任。
任期中、花井氏自身が創製・開発に関わったmogamulizumab(ポテリジオTM)、benralizumab(ファセンラTM)をはじめとする各製品の上市を果たすとともに、国内外大手製薬企業との連携や海外におけるバイオテックのM&Aを複数実現し、成功に導いた。
1976年に協和発酵工業入社後、抗体医薬の研究開発における第一人者として活躍し、2003年には自らが開発した抗体医薬関連の技術導出のため、米国BioWa社を設立、代表取締役社長に就任し、会社運営を担った。2008年の協和発酵キリン発足後は開発本部長として数多くの製品開発を指揮。
東京大学薬学部薬学科卒業。山口大学医学部にて医学博士号を取得。
ジェイ シェパード
社外取締役 兼 共同創業者
Catalys Pacificのベンチャーパートナー。 米国の製薬・バイオテック、ドラッグデリバリーの分野で35年以上の経験を有し、また複数の企業でCEOとして製品の開発や商業化を成功に導いたエキスパート。現在、Catalys Pacifcのオペレーティングパートナーを務めると同時に、The Christopher and Dana Reeve Foundationの会長、更にはEsperion Therapeutics、Inovio Pharmaceuticals、およびCraig Hospital(脊髄損傷、脳損傷患者さんのための専門的なリハビリテーションや研究を行う世界的に有名なセンター)の取締役を務める。
2015年5月に社長兼CEOに就任後、VersartisがAraviveと合併した2018年から2020年1月まで、新会社のCEOを務めた。2015年5月以前は、Sofinnova Venturesのエグゼクティブパートナー、NextWave Pharmaceuticals(Pfizerが買収)、Ilypsa(Amgenが買収)のCEO、およびRelypsa(Galenciaが買収したIlypsaのスピンアウト会社)のCEOを務めた。また、TelikおよびAlza Pharmaceuticals(Johnson&Johnsonが買収)で商業化の責任者として副社長を務め、上市に向けた準備や販売およびマーケティング業務を確立し、16製品を超える医薬品の上市を達成。
アリゾナ大学経営学部卒業。
ケン ハース, JD
社外取締役
30年に渡って設立初期および上場しているハイテクおよびバイオテクノロジー企業の経営に携わってきた。 2004年以来アビングワースに在籍し、現在同社のパートナーを務める。
世界初のバイオインフォマティクス企業であるIntelliGenetics社では創立以来の経営陣の一員であり、1992年から2001年までの間には株式公開企業である企業向けソフトウェア会社であるIntelliCorpのCEOを務めた。
キャリアの初期には、弁護士としてHeller、Ehrman、White&McAuliffe各社でビジネスおよびテクノロジーグループの弁護士として実務経験を詰んだ、スタンフォード大学神経科学研究所の諮問委員会で共同議長の役割を担っている。
ハーバード大学で文学士号、サセックス大学で修士号、ハーバード大学法科大学院で法学博士号を取得、ハーバード経営大学院のAdvanced Management Programを修了。
千先 拓志
社外取締役
SB Investment Advisers(ビジョンファンド)Vice President. ゴールドマン・サックス証券 戦略投資部(Asia Special Situations Group)およびプリンシパル・ストラテジック・インベストメンツ部にて、債権・企業・不動産・ベンチャー投資など、マルチアセットへのプリンシパル投資に従事。SBI Japannext 証券株式会社の取締役COOに就任し、同社の企業再生を主導。戦略コンサルティングファームであるYCP Holdings Ltd(2021年マザーズ上場)の取締役・創業パートナーとして、同社の立ち上げおよびアジア4か国での海外立ち上げを経験。ABC Cooking Studio Worldwide LtdのDirector CEOとして、アジア8か国での事業展開を主導。2019年ソフトバンクグループ入社、プリンシパル投資部にて米国、インドでのアセット投資に従事したのち、2021年よりSB Investment Advisers(ビジョンファンド)に所属。2022年12月より当社の社外取締役に就任。
沼田 信輔
常勤監査役
1980年一橋大学卒業。大企業からベンチャー企業まで幅広い分野で経営スキルを培い、特に事業管理、企画、戦略に強みを持つ。
ケーブルテレビおよびメディア事業統括会社であるJCOMに14年間勤務し、通信サービス企画開発、ケーブルテレビ運営会社社長等を歴任、その後2018年から2022年までの間、JCOM傘下のメディア・エンターテインメント関連の8つの子会社で監査役を務めた。
それ以前には、携帯電話向けソフトウェアを開発するベンチャー企業でCFOとして、管理体制の構築や資金調達に取り組んだ。
1980年、通信・コンピュータメーカーであるNECからキャリアをスタートし、一貫して海外事業に携わり、スペインの販売会社での6年以上にわたる経営経験も有している。
鳥居 正男, MBA
非常勤監査役
1966年上智大学外国語学部ドイツ語学科入学。1969年アメリカ、メリーランド州ロヨラカレッジ経営学科編入、1971年卒業。1975年上智大学国際部経営学修士課程修了。1992年ハーバードビジネススクールAMP(Advanced Management Program)修了。
1971年日本ロシュ入社。1983年から1987年までアメリカとスイスのホフマン・ラ・ロシュ社に出向。1992年常務取締役。1993年 ローヌ・プーランローラー代表取締役社長。1995年 シェリング・プラウ代表取締役社長。2011年ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社代表取締役社長、2011年エスエス製薬株式会社代表取締役社長兼務。2016年ノバルティスホールディングジャパン代表取締役社長。2020年よりノバルティスファーマ株式会社取締役会長。2021年8月退任。
金丸 祐子
非常勤監査役
2002年慶応義塾大学法学部法律学科卒業、2005年慶応義塾大学大学院法学研究科民事法学専攻修士課程修了。2006年弁護士登録(59期)、森・濱田松本法律事務所入所。2012年米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校ロースクール修了。2012年シンガポール ラジャ・タン法律事務所にて研修。2013年住友電気工業株式会社法務部にて勤務。2018年森・濱田松本法律事務所パートナー就任、2023年より外苑法律事務所にパートナーとして参画。
主な取扱分野は、国際仲裁を含む国際争訟案件での代理・助言、人事関係をはじめとする各種不正調査対応、人事労務、個人情報保護法等をはじめとする社内規程等の整備、一般企業法務(競争法、倒産法、会社法等)に関するアドバイス等。
MANAGEMENT
谷垣 任優
代表取締役社長
1992年に武田薬品工業に医療情報担当者として入社して以来、複数製品の上市成功に貢献し、また同社にて数々の要職を務めた。2015年からはボストンにてオンコロジーのグローバルビジネス戦略を担当。帰国後、スペシャリティ領域の営業統括部長、レアヘマトロジーフランチャイズヘッドを務め、2021年には日本製薬株式会社の代表取締役に就任。その後、武田薬品工業にて消化器疾患事業部長として同ビジネスをリードした。
2024年4月より現職。
東京農業大学農学部卒業
村田 渉
執行役員 最高財務責任者
医薬品業界で30年以上にわたり、経理財務、経営企画、人事、海外駐在などコーポレート部門での実務経験を有する。アキュリスファーマ入社前は協和キリンの専務執行役員。新卒で協和発酵工業入社後、経理財務、人事部、米国駐在(協和アメリカ社長)を経験。その後、執行役員開発本部企画部長、総務渉外部長、経営戦略企画部長、2019年専務執行役員人事部長を歴任。キリンファーマとの統合作業、中期計画策定、グローバル化推進などを実施。
生涯学習開発財団認定マスターコーチ、英国国立ウエールズ大学MBA取得、立教大学経済学部卒業
趣味:ジョギング、旅行
塚原 喜久男
執行役員 研究開発本部長
中枢神経領域において約40年にわたり医薬品開発に従事。ノバルティスファーマ日本法人では2013年から2016年までは臨床開発の責任者を、また2016年から2019年には安全性部門の責任者を務めた。在職期間中(2000年〜2019年)、臨床開発オペレーション部門、そしてCNS臨床研究部門のグループ責任者も務めた。 ノバルティス入社前にはバイエル社でCNS臨床開発の責任者を務めた。
九州大学卒業(生物学学位取得)。
フォレスト・H・フラー, PhD, CLP
執行役員 最高戦略責任者
フォレストは、Travere、Organovo、Bionomics、SBIO、TargeGen、Elitra、Trega、NPS、Sciosなどで重要な事業開発および科学リーダーシップのポジションを含む、40年以上バイオテクノロジー分野で従事。外部提携やM&A取引の交渉および管理を行い、TargeGenのサノフィ・アベンティスへの売却(フェトラチニブ:商品名インレビック®)、SBIOの資産売却(パクリチニブ:商品名ボンジョ®)、日本およびアジア諸国でのFilspari™の商業権をRenalys Pharma, Inc.にライセンス供与するなどの多数の実績を有する。また、UCSD CONNECTやユタ州センター・オブ・エクセレンス・プログラム(COEP)における州知事諮問委員会といったプログラムを通じて、多くの起業支援も行ってきた。
ハーバード大学で生化学・分子生物学の博士号を取得、ユタ大学で化学の学士号、UCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)で科学者およびエンジニア向けエグゼクティブプログラムの修了証を取得。
認定ライセンス専門家(CLP™)であり、元NATOポスドクフェロー(マギル大学)でもある。
岩本 まどか
執行役員 デジタル統括部長
新卒でアベンティスファーマ(現サノフィ)に入社し、オンコロジーメディカル・マーケティング、ビジネスインテリジェンス、Sales Force Effectiveness等に従事。その後、コマーシャル領域に特化したアドバンストアナリティクスチームやデジタルチームの立ち上げを行う。
ノバルティスではデジタルチームを統括し、オムニチャネルマーケティングに加え、製薬以外の企業とのパートナーシップを通じた患者向けデジタルソリューション開発に尽力。疾患によって異なる患者さんやご家族の課題・悩みを解決するためには、薬剤以外の支援も重要であることを再認識する。デジタル×ヘルスケアの可能性を患者さんや社会へのさらなる価値創造に繋げるべく、アキュリスチームにjoin。
慶應義塾大学環境情報学部卒業。
趣味は旅行や活花、サブスクでお花に囲まれる生活を満喫中。
竹内 真一郎, MS
薬事 兼 開発戦略部長
ノバルティスファーマ株式会社、ヤンセンファーマ株式会社を経て現職。循環器領域、呼吸器領域、免疫領域、中枢神経領域、感染症領域にて主にプロジェクトマネジメント、薬事として医薬品開発業務に18年従事。
ノバルティスファーマ在職中は臨床開発モニター、プロジェクトマネージャー・リーダー、開発薬事担当者として、30品目以上の医薬品開発業務に従事。その他、ポートフォリオマネジメント、製造販売業許可の新規取得及び維持管理、プロセス管理、レギュラトリーポリシー業務に携わる。
その後ヤンセンファーマAsia Pacific Regional Regulatory Leader として中枢神経領域及び感染症領域のアジア臨床開発計画策定及び申請をリード。中枢神経領域では大うつ病、多発性硬化症の品目を担当。
東京工業大学生命理工学部生物工学科卒業、東京工業大学大学院生命理工学研究科生命情報専攻修了
趣味は水泳、ジョギング&神社仏閣巡り。
小沼 淳一
臨床開発部長
循環器領域、オンコロジー領域、婦人科領域、血液疾患領域、眼科領域にて、臨床オペレーションから臨床開発計画策定までの臨床開発業務に26年従事。
1995年東邦大学理学部を卒業後、バイエル薬品に入社。臨床開発部門にてモニタリング業務、クリニカルリーダー業務を経て、臨床開発マネジャーとして医療専門家、データマネージャー、統計、薬事などの臨床開発チームを率い、PMDA相談等の規制当局との交渉を通じ、NDA申請、承認取得を達成。国内外のCROとPreferred contractをリードし、効率的な臨床開発体制を構築。
2020年に、国内CROのアクセライズと中国No.1 CROのTigermedの合弁会社のTigeriseの設立に取締役として参画し、臨床開発部門にてICCC(In country Clinical Care-taker)組織を確立。
ランニングが趣味、毎年2500kmを走破*(*東京から台湾全土に相当)
手嶋 保智, MS
安全性・再審査部長
新卒でノバルティスファーマ株式会社に入社後、安全性情報部、薬事部 添付文書管理グループ、再審査部を渡り歩き、主に市販後の安全性(PV)・製造販売後調査(PMS)業務に10年従事。
安全性情報部では現職にも縁を感じる中枢神経領域を、薬事部ではプライマリ、スペシャリティ、オンコロジーに加え再生医療領域の添付文書作成・改訂を、再審査部ではオンコロジー領域のPMS計画立案から再審査申請までを幅広く担当した。
業界活動や部署横断のタスク活動にも精力的に参画。社内外を問わず関係者と協働して、書籍の執筆も含め数々のマイルストーン達成に貢献した。
東京理科大学大学院 基礎工学研究科 生物工学専攻 修了。
好きな動物はハリネズミ。
熊谷 拓也, MS
メディカル戦略部長
新卒でノバルティスファーマ株式会社に入社後、自己免疫疾患、臓器移植、希少疾患、アレルギー疾患および呼吸器疾患などの疾患領域で医薬情報担当者(MR)およびブランドマネージャーとして営業・マーケティング業務に17年従事。
アキュリスファーマ入社前はブランドリーダーとして、新製品の上市および効能追加をリードすると共に、チームマネジメントに従事。また、疾患領域のアンメットメディカルニーズを満たすために、製薬業界以外の外部パートナーと協働し、デジタルを活用した患者支援・疾患啓発など、医薬品の提供にとどまらないサービスやソリューションの提供を体現してきた(Beyond-the-Pill).
東京農業大学大学院農学系研究科バイオサイエンス専攻修了。
キャンプと家族をこよなく愛する大阪人。
高倉 茂之
メディカル推進部長
医薬品業界約30年間で医薬情報担当者(MR)、セールスマネージャー、MSLグループマネージャーで主にコマーシャル、メディカル部門でのチームマネジメント経験を有する。
感染症、アレルギー疾患、オンコロジー領域、免疫疾患、臓器移植、希少疾患、皮膚疾患など幅広い診療科・疾患領域の医師やパラメディカルの方々に、薬物療法だけでなく療法選択や包括的医療視点でのソリューションを提案、実現に寄与してきた。
アキュリスファーマ入社前にはシェリング・プラウ、ノバルティスファーマ、バイオベラティブ、サンファーマ(一時ポーラファルマ出向)と北米、欧州の大手製薬会社、日系、インドの製薬会社と様々な企業のビジネスモデル、カルチャーを経験。
信州大学経済学部卒。
多趣味で、特に車は大好き。登山とアマチュア無線がマイブーム。
弓削 寿哉
サプライチェーンマネジメント部長
アストラゼネカ株式会社、Biomarin Pharmaceutical Japan株式会社、 アムジェン株式会社などで10年以上サプライチェーン、製品上市プロジェクトおよび製造技術関連業務に従事し、2023年10月より当社サプライチェーン部長を務める。
原薬製剤および包装関連の製造委託や、希少疾患領域での経験豊富であり、製品立ち上げなどを担う。
鹿児島大学水産学部修士課程卒業
趣味はウォーキング、バスケットボール
長谷川 正
アクセス・薬価部長
グラクソスミスクライン、ファイザー、ノバルティスファーマ、イーライリリー、バイエル薬品において、薬価、HEOR*、マーケットアクセス担当者として四半世紀、以下のような業務を通じ、医薬品の全ライフサイクルにおける製品価値の最大化に生涯をささげる。
パイプライン・導入候補品:薬価想定と薬価戦略の立案、適正高薬価取得やアクセス最大化のためのデータ創出や環境整備の提案・運営
新薬:新薬収載時の薬価交渉、ステークホルダーマネジメント、上市後の薬価推移予測並びに薬価戦略立案、薬価改定の適正運用ならびに関係者との折衝
長期収載品:安定供給、不採算再算定、承継、薬価削除等の対応
大阪府立大学(現:大阪公立大学)でドラッグデリバリーシステムを研究
ときにワーケーションと称し全国の温泉地で創造性を追求
*HEOR: Health Economics and Outcomes Research
金森 忠克, MS
医薬品品質保証部長
帝人、ファイザー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アボット、バイオジェン、テバなどのヘルスケア企業で、総括製造販売責任者、品質保証責任者、生物学態製剤製造管理責任者として、品質保証業務に35年以上従事。
製品の製造プロセス管理を通じた品質の確保、維持、向上に努め、製品が市場に出る前の品質と顧客の要求を満たすことを含め、政府からの製品承認要求に応えてきた。
特に品質保証と管理に関しては、各企業とその顧客、ビジネスパートナーと協力して、製品が実現した後に必要となる品質管理と保証システムの構築、海外で製造される製品の品質確保のための製造プロセス管理とシステム運用を実施。通常製品の品質保証と品質管理に移る前の開発段階での製品品質の作り込みを含む治験薬の品質保証と品質管理にも携わる。
岡山大学大学院薬学研究科修了。薬剤師。
武田 達樹, MS
戦略本部にて事業開発の業務を担当し、15年以上にわたって製薬業界の様々な職務に従事。
大学院を修了後、日本臓器製薬株式会社に研究職として入社、医薬情報担当と研究所研究員を経験、その後ノバルティスファーマ株式会社に移る。同社のメディカル部門ではメディカルインフォメーション、メディカルフランチャイズにて中枢神経領域、免疫領域や長期収載品など幅広い疾患領域を担当。同部門本部長付ストラテジックアシスタントを務めた後、コマーシャルオペレーション部門で戦略企画、オムニチャネル、デジタルを経験。管理職として組織運営や社内改革に関するプロジェクトなどにも参画し、社内外に対する複数部門の実務や管理業務など多様な製薬ビジネス経験を有する。
京都大学大学院 生命科学研究科 修了
山田 真広
新卒でノバルティスファーマ株式会社に入社後、自己免疫疾患、臓器移植、アレルギー疾患および呼吸器疾患などの疾患領域で医薬情報担当者(MR)として11年従事。様々な新薬の上市を経験し、多くのセールスアワードを獲得した。臓器移植領域を中心に活動し、移植医と共に、患者さんによる療法選択・Shared Decision Makingの実現に貢献した。
その後BioMarin Pharmaceutical Japan 株式会社のSales & Marketing 部にて希少疾患領域の製品を担当。軟骨無形成症に対する新薬の上市準備と発売を経験し、「一日でも早く、一人でも多く」の患者さんへ治療薬を届ける活動を展開。バックオフィス業務も兼任し、バイオベンチャー企業の日本法人の立ち上げと事業拡大に寄与した。
北里大学獣医畜産学部(現 獣医学部)卒業。
趣味はバレーボール。アキレス腱断裂にて自身は引退、今は子供たちにバレーボールを指導。
松岡 賢, MS
新卒でノバルティスファーマ株式会社に入社後、希少疾患、自己免疫疾患、呼吸器疾患、臓器移植および循環器疾患などの疾患領域で医薬情報担当者(MR)、ブランドマネージャーおよびメディカルサイエンスリエゾン(MSL)として営業・マーケティング・メディカル業務に従事。
アキュリスファーマ入社前は、ブランドマネージャーとして効能追加をリード、MSLとしてKOLマネジメント・上市前活動をするともに、疾患領域における長期的な戦略立案プロジェクトに携わる。
専門知識を活かすことにより、医療現場の実情を踏まえたプロジェクトを推進し、患者さんにとって最良の結果を追求してきた。
星薬科大学大学院薬学専攻修了
趣味は写真、音楽、マンガなど
企業情報
- 社名
- アキュリスファーマ株式会社
- 設立
- 2021年1月22日
- 所在地
- 東京都港区北青山2-14-4 the ARGYLE aoyama 6F Map
- 社員数
- 16名(2024年9月1日現在)
- 代表
- 谷垣 任優(代表取締役社長)
- 主要株主
- キャタリスパシフィック、ソフトバンク・ビジョン・ファンド、HBMヘルスケア・インベストメント、 GFC、三井住友トラスト・インベストメント、ANRI、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、三菱UFJキャピタル、Spiral Capital
- 事業内容
- 医療用医薬品の開発、輸入・製造、販売
沿革
- 2021年01月
- アキュリスファーマ株式会社設立
- 2021年07月
- ヒスタミンH3受容体拮抗薬/逆作動薬pitolisantに関する日本での独占的開発・商業化に関するライセンス契約をBioprojet SCR社(フランス)と締結
- 2021年10月
- シリーズAラウンドで総額68億円を資金調達
- 2021年11月
- ジアゼパム点鼻液に関する日本およびアジア太平洋地域での独占的開発・商業化に関するライセンス契約をNeurelis社(米国)と締結
- 2022年01月
- pitolisantの第Ⅰ相臨床試験開始
- 2022年03月
- シリーズBラウンドで総額28億円を資金調達
- 2022年09月
- ジアゼパム点鼻液の国内第Ⅰ相臨床試験開始
- 2022年11月
- ジアゼパム点鼻液のてんかん発作に対する国内第Ⅲ相臨床試験開始 /
pitolisantのナルコレプシーに対する国内第Ⅲ相臨床試験開始 - 2023年01月
- pitolisantの閉塞性睡眠時無呼吸症候群に伴う日中の過度の眠気に対する国内第Ⅲ相臨床試験開始
- 2024年08月
- ジアゼパム点鼻の製造販売承認を申請